柑橘入りのミルクティーを分離させない方法
私の紅茶教室では定番となっている、
冬の和風アレンジティー
『ゆずミルクティー』
(↑写真、左上です)
ほんのりゆずのいい香りがして、
あまり濃厚過ぎない
さっぱりした飲み口。
ふわふわした泡は、
外の雪を連想させる、
今の時期にピッタリの味わいで、
紅茶教室でも大人気のメニューです!
ですが、
これを初めてお聞きになった方は、一様に、
頭の中で、
「おいしそう!だけど、分離するんじゃない?」
と思われるようです。
それもそうですよね。
普通、柑橘類と牛乳を混ぜると、
モヤモヤ、とろとろなものが出来てしまうのですから。
(その原理を使ったのが、あのフルーチェですしね。)
では、このアレンジティーで、
なぜモヤモヤ、とろとろができないかというと、
答えは、
果汁を使っていないから!なのです。
牛乳のたんぱく質に柑橘のクエン酸が加わると
変性して固まるわけですが、
この作り方は、
クエン酸の多い果汁を使わず、
香り成分の多い皮だけ使用しているため、
分離の心配がないわけですね。
作り方はいたって簡単。
手鍋でお湯をわかして茶葉を投入。
その際に、ゆずの皮の細切りを入れて、
一緒に煮出します。
牛乳をホイップした泡の上に乗っているゆずは、
飾り 兼、フレッシュな香りを補うためのもの。
カップを口元に運んだとき、
す~っと、あの繊細ですっきりした香りが
鼻をくすぐります。
飲めばほんのりユズの風味がする
優しいミルクティーは、
これまで味わったことがない!と
皆さん驚かれるのです。
詳しい作り方は、
中日新聞プラスにも掲載してありますので、
どうぞご覧くださいね。
http://chuplus.jp/blog/article/detail.php?comment_id=4673&comment_sub_id=0&category_id=301
来週はまた雪の予報。
寒さが一段と厳しくなりそう。
そんなときは、このゆずミルクティーで
ほっこりお家カフェ気分で
乗り切っていきましょう~♪
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