イギリスで経験した「キラキラ」紅茶時間 ~紅茶と私のSTORY(2)
以前の記事で、
私が毎朝紅茶を飲む習慣は
小学生の頃からだというお話をしました。
◎そのときの記事はこちら
朝食はパンと紅茶♪小学生からの私の習慣 ~紅茶と私のSTORY
子どものころの朝食の時間は、
日の光が燦燦と降り注ぐ中で紅茶が輝く、
キラキラの時間だったというお話をしたのですが、
そういえばもう一つ、
私は、
別の場所で
キラキラの朝食体験をしているのです。
それが、実はイギリスでのこと。
大学3年生、初の海外滞在での出来事です。
今では全く使い物になりませんが(汗)、
当時私は、将来の就職活動を念頭に、
英会話学校にも通っていました。
時代はバブルの真っただ中。
私自身は下宿しながらの学生生活だったので、
あまりその恩恵を感じてはいませんでしたが、
今から思えば、
その英会話学校は 相当バブリーな経営をしていたのですね。
イギリスのマナーハウスを買い取り、
日本からの生徒を受け入れる研修施設を設けていたのです。
そこへ、たったの1週間でしたが、
バイトして貯めたお金と両親からの援助で
ホームステイ型の英語研修に出かけたのが、
私の初海外!
場所は、ウェストサセックス州。
イギリス南部の田舎町です。
早朝、一面緑の草原を、
ピーターラビットでしか見たことのなかった
茶色いかわいらしいうさぎたちが飛び跳ねる
夢のような世界。
大きなお屋敷は部屋数が多く、
オークパネルの内装や、
ボタニカル柄のファブリック類が
いかにもイギリスという雰囲気を作り出しています。
その当時はイギリスに特段興味があったわけではなく、
たまたま研修先がイギリスだっただけなのですが、
その後に大きすぎる影響を与えるほど、
私にとってはピッタリとハマる場所だったといえます。
マナーハウスといいながらも、
そこは田舎ののどかさがあふれています。
近所の方が英語を教えに来ててくださったり(笑)
ドライブやバーベキューに招いてくださったり。
若者だけのパーティーもあったりで、
地元の方たちとの交流の時間がたくさん!
そんな中で、あの「キラキラ」の
朝時間がやってくるのです。
毎朝食事を作ってくださるのも、
近所に住む主婦の方たちでした。
特に覚えているのは、
明るいキッチンで卵を調理する、
黄色いサマーニットを来た
母親世代の女性の後姿。
それこそ輝いて見えました。
具体的にどんなメニューだったのか
覚えていたらよかったのですが、
今と違い、食事そのものの写真をたくさん撮る発想がなく、
詳しいことが分からないのが残念ですが、
おそらく、
いわゆるイングリッシュブレックファストと
紅茶の朝食を取っていたのでしょうね。
明るいダイニングルームで
紅茶のある朝食をいただく。
まさに、いつものキラキラな朝時間が、
イギリスでも繰り広げられていたのです!
そのときは、
わざわざ毎朝通って 食事を作ってくださることに
感謝する気持ちは
ありましたが、
家での光景と結びつけて考えることはありませんでした。
ただ、後から振り返ると、
私がなぜ紅茶が好きなのかにつながる
貴重な経験だったと言えるのです。
そんな経験も含め、
このイギリス滞在がきっかけで、
私の中のイギリス大好き!
紅茶大好き!な気持ちが
ゆっくりじわじわ育っていったのでした。
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